世界最高水準の山形工場を紹介します。患者さんのもとへプラザキサ®が届くまで
サイトへ公開:2023年06月29日 (木)

プラザキサ®は、 2011年に上市した「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制」を適応とした直接トロンビン阻害剤であり、胃内pH環境にかかわらず、適切なバイオアベイラビリティ※が確保できるように製剤学的工夫がされたカプセル剤です。
また、ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムの日本における生産拠点である山形工場(山形県東根市:上記地図参照)では、高度な製剤技術と最新鋭の設備によって、医療用医薬品の製剤から包装、物流までの一貫生産体制を実現し、GMP(Good Manufacturing Practice:医薬品および医薬部外品の製造管理および品質管理の基準)に準拠した品質管理体制を確立しています。
本コンテンツでは、プラザキサ®の製剤学的工夫や患者さんのもとへプラザキサ®が届くまでの検査・包装工程について紹介します。
※投与された薬物(製剤)が、どれだけ全身循環血中に到達し作用するかの指標
プラザキサ®の剤形
プラザキサ®カプセルには、添加物である酒石酸コアに原薬(ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩)をコーティングしたペレットが含まれています。

プラザキサ®カプセルの製剤学的工夫について
ダビガトランエテキシラートの溶解度は酸性側で最も高く、pHが上昇するほど低下します。プラザキサ®カプセルを服用後、胃液内でカプセルの崩壊が始まり、ペレットのダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩と酒石酸コアが溶解します。酒石酸コアが、局所的に酸性の微小環境を作るように働くことで、ダビガトランエテキシラートの溶解度が最大化し、吸収が高まるように設計されています。
この製剤学的工夫により、プロトンポンプ阻害薬の併用などによる胃液のpH上昇時においても、プラザキサ®は適切なバイオアベイラビリティが確保されるように設計されています。
プラザキサ®カプセルの検査・包装工程を紹介します。
プラザキサ®カプセルの輸入
プラザキサ®カプセルは、ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムの製造工場で製造され、日本の山形工場(山形県東根市)へ輸入されます。
万一の有事に備えて国内に十分な在庫を確保し、プラザキサ®を必要とする患者さんに安定した供給ができる体制を整えています。
START
山形工場では、ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムの製造工場から輸入されたプラザキサ®カプセルの検査工程と包装工程が行われています。
検査工程(STEP1~3)
プラザキサ®カプセルの検査機器の全体像

STEP1 検査機器へのカプセル剤の投入
ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムの製造工場から輸入されたプラザキサ®カプセルは、ダメージを与えないように慎重に検査機器の容器(ホッパー)へ投入されます。

STEP2 検査
薬剤が充填されたカプセル剤の表面には、製造会社のロゴや識別コードが印刷されています。すべてのカプセル剤は、複数のCCD[Charge Coupled Device(電荷結合素子)]カメラを搭載した自動外観検査装置で検査します。本STEPでは、表面に異物や汚れ、印字の欠損などがあるものを取り除きます。

STEP3 収缶
STEP2の厳密な外観検査に合格したカプセル剤のみが容器に保存され、次の包装工程に進みます。

包装工程(STEP4~7)
STEP4 PTP包装
プラザキサ®カプセルのPTP包装には、外部からの水分の透過を防ぐために特殊な5層のプラスチックフィルムを使用します。プラザキサ®カプセルの形に合わせて形成されたポケットにカプセル剤を入れ、アルミフィルムを貼り合わせてPTP包装します。本STEPでも、カプセル剤の破損や異物の混入などを7台のCCDカメラを用いて厳重な検査を行います。

STEP5 ピロー包装(小袋包装)
湿度から薬剤を保護するために、アルミニウムを用いてピロー包装します。ピロー包装後、外側に使用期限、ロット番号、バーコードなどが印刷されます。

STEP6 重量検査
ピロー包装されたすべての薬剤は、重量検査により内容物の包装状況を1包ごとに厳密に確認されます。その後、ピロー包装された薬剤は決められた数で重ねられ、製造番号・使用期限などを印刷した外箱に詰められます。

STEP7 発送
一つ一つ厳密に段ボールへ梱包し、製品倉庫へ搬送後、出荷します。

工程を動画でご覧になりたい方はこちらから
工場スタッフからのコメント
その他の関連情報
日本ベーリンガーインゲルハイム
メディカルチャット 利用規約
当社の「日本ベーリンガーインゲルハイム メディカルチャット」(以下「本サービス」といいます)のご利用に際しては、本利用規約が適用されますので、必ず以下の記載事項をご確認下さい。
利用規約
- 本サービスは、当社所定のウェブページから文字によりお問い合わせいただくことにより、当社医薬品等に関する一般的な情報を、人工知能あるいは当社担当者により、文字及び図表により回答するサービスです(以下、人工知能による回答サービスを「AIチャット」、当社担当者による回答サービスを「有人チャット」といいます。)。ただし、AIチャットによる回答を原則とし、有人チャットは、AIチャットでの回答に対し、有人チャットでの回答も希望された場合に、提供させていただきます。
- 本サービスをご利用いただくことができるのは、当社医薬品等を扱いかつ国内に在住する医療関係者の方に限られます。当該医療関係者以外の方は、ご利用いただくことができません。
- 本利用規約に同意いただけない場合、本サービスを利用いただくことができません。本利用規約を最後までお読みいただき、「同意して利用する」ボタンを押した上で、本サービスをご利用下さい。
- 本サービスは、当社医薬品等に関する一般的なお問い合わせに対して回答するものとし、次の各号に掲げるお問い合わせについては、回答しないものとします。
- 当社医薬品等と関係のないお問い合わせ、または本サービスの回答範囲を逸脱したお問い合わせ
- 具体的な症状や治療方法に関するお問合せ
- 当社に適用される法令、ガイドラインまたは行政上の指導、当社自主規制その他当社が遵守すべきルールにより回答できないお問い合わせ
- 文字化け等により入力内容が判断できないお問い合わせ
- 前各号に掲げるほか、本サービスにより、適切な回答をすることができないと当社が判断した事項に関するお問い合わせ
- 本サービスは、日本語のみに対応しています。
- 本サービスは、当社医薬品の副作用、不具合及び有害事象の報告を受け付けていません。
- お問い合わせの内容によっては、本サービスでは十分に回答できない場合もございます。予めご了承下さい。
- 本サービスの利用可能時間は、以下のとおりです。
- AIチャット
24時間365日 - 有人チャット
平日9:00~17:00
- AIチャット
- 前項に関わらず、メンテナンス及び障害等のため一時的に本サービスを中断する場合がございます。
本サービスのご利用の際には、原則として、個人情報(お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス等)を入力しないようお願いします。ただし、AIチャット及び有人チャットを問わず、当社医薬品の適用外使用に関するお問い合わせについては、コンプライアンス上の理由により、当社より、氏名及び施設名の入力を求める場合がございます。この場合には、当社プライバシーポリシーの内容を確認いただき、同意いただける場合に限り、入力して下さい(プライバシーポリシーについては「VIII 利用規約、プライバシーポリシー」に記載のURLからアクセス下さい)。その他の場合に、当社より個人情報の入力を求めることは一切ございません。
- 当社医薬品のご使用にあたっては、最新の添付文書等をご確認下さい。
- 当社は、本サービスまたは本サービスにより提供される情報の利用に際し生じた結果については、一切責任を負いません。
本サービスの利用にあたり、以下の各号の行為を禁止します。
- 本サービスにより提供される情報を複製、複写、転載、改変等する行為
- 第三者または当社の知的財産権その他の権利を侵害する行為
- 第三者または当社を誹謗中傷し、または名誉・信用を毀損する行為
- 本サービスの利用による営利目的の行為
- 本サービスの運営又は他の利用者による本サービスの利用の妨げとなる行為
- 前各号のほか、当社が不適当であると判断する行為
当社は、いつでも本サービスの提供を終了、またはその内容を変更することができるものとします。
本サービスの利用に関しては、以下の利用規約及びプライバシーポリシーが併せて適用されますので、ご確認下さい。